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隣町にお住まいの
reamiさんからナイト10はいかがかというご提案を受けたので検討してみました。
現在我が家では従量電灯Cの10kVAという契約になっています。元々は従量電灯Bの60Aだったのですが太陽光発電システム容量が大きいため契約容量も増やしたという経緯は
過去にも書きました。
今回検討したのは東京電力が提供している
おトクなナイト10という時間帯別電灯契約というものです。基本的に他の電力会社も同様なものはあるかと思います。
オール電化住宅向けには別の電化上手なるものがあるのですが我が家はガス併用住宅なので電化上手は契約できないので選択肢としてはおトクなナイト系の契約のみです。このおトクなナイトには8時間型と10時間型がありますが今回は10時間型を対象としています。
訂正: 電化上手の契約はオール電化住宅でなくともエコキュート等特定の機器が設置されていれば契約可能です。
訂正2: 下記料金表のナイト10の部分にナイト8の価格が記載されておりました。表の訂正とともに一番下の料金についても再計算しております。
この契約は22時~翌朝8時までの夜間の電力料金が大幅に安くなるというものです。その反面として残りの14時間の電気料金単価は割増になります。下に比較表を作ってみました。燃料費調整やら太陽光発電付加金とかそういうのは考慮せず、定価だけです。
契約種別 | 従量電灯C 10kVA | おトクなナイト10 10kVA | 備考 |
基本料金 | 2,730円 | 2,100円 |
|
第1段階料金 | (120kWhまで) 17.87円 | (80kWhまで) 23.87円 |
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第2段階料金 | (120kWh~300kWh) 22.86円 | (80kWh~200kWh) 30.74円 |
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第3段階料金 | (300kWh以上) 24.13円 | (200kWh以上) 32.48円 |
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夜間 | 無し | 9.48円 | 午後10時~翌朝8時 |
夜間の料金が大幅に安くなるのはメリットですが昼間の料金が割増になるのがリスクですね。我が家の場合専業主婦の妻と乳幼児がいるので昼間の家族在宅時間が多いため夏場や冬は昼間の電気使用量が多いです。このため今までこの手の時間帯別料金の契約は検討してきませんでした。特に太陽光発電が運転終了した時間帯から22時までの間の使用料は割増料金になりますのでこれはビビります(^_^;) とはいえきちんと比較してみないとわからないので試算をすることにしました。丁度手元にあった以前発電モニターからUSB経由で取り出したデータを使って集計をしてみた結果が以下の通りです。
集計期間は11月18日の22時~12月13日の22時までの期間を使いました。ちょっと1ヶ月には少し足りないですが試算なのでまあいいでしょう。期間中の買電量は321kWhでこれをおトクなナイト10の時間帯別に振り分けた結果、昼間は140kWh、夜間は181kWhとなりました。これを料金表に当てはめたのが下の表です。あくまで試算なので1円以下の端数は切り捨てています。
| 従量電灯C 10kVA | おトクなナイト10 10kVA | 備考 |
期間中総買電量 | 321kWh | 321kWh | 昼間140kWh 夜間181kWh |
基本料金 | 2,730円 | 2,100円 |
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第1段階料金 | 2,144円 | 1,909円 |
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第2段階料金 | 4,114円 | 1,844円 |
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第3段階料金 | 506円 | 0円 |
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夜間 | 該当無し | 1,715円 |
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合計 | 9,494円 | 7,568円 | 差額1,926円 |
確かにおトクなナイト10のほうが安くなっています。基本料金も契約容量が同じなのに従量電灯より安くなっていますね。また、夜間の安さがかなり効いているようです。
ただ、この結果を持ってすぐに契約の変更・・・は考えていません。もう少し調べたいと思います。特に冬場は昼間料金時間帯はガス床暖房をメインで使っていればコスト面で有利になるかもしれませんが夏場は事情が変わります。エアコン以外の冷房機器がないため22時までの冷房をどうするとか使ったとしてもどの程度か把握する必要があります。乳幼児が2人いるので極力今の電気の使い方を変えることなく効果があるか調べてみたいです。
と、いうわけでこの件は引き続き調査することにします。発電モニターの設定も変更しておトクなナイト10契約と同じ時間帯設定にしたので1月からは発電モニターでチェックできるようになりますので月次報告で含めていくことも考えています。 少なくとも半年、長くて1年くらいはデータを集めてその結果を見て判断したいと思います。reamiさん、即決できなくてすいません。。。
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