さて、従来と同じフォーマットで月次報告します。
1. 発電実績
2012年5月の月間発電量は1096.0kWhでした。メーカーシミュレーションの1023.8kWhを72.2kWh上回る実績となりました。月間としては月初のスタートで躓きましたがその後は比較的発電量が増えてシミュレーション値も無事超えました。しかしながら雲が多い日が多くて1日の発電量は伸びず、月内での日間発電量の最高値は51.5kWhと過去2ヶ月に比べると低くなっています。個人的には冬場のロスをシミュレーション値が最大になる今月でできるだけ回収したかったのですが残念ながら前月よりもプラス分は多くなかったです。
系統別の発電量です。
5月の第2系統(3.6kW)の発電量は456kWhでした。
シミュレーション値 | 実績 | 差 | 達成率 | kWあたり発電量 | 備考 | |
システム全体(8.4kW) | 1023.8kWh | 1096.0kWh | 72.2kWh | 107.1% | 130.5kWh | |
第1系統(4.8kW) | 585.0kWh | 640kWh | 55.0kWh | 109.4% | 133.3kWh | |
第2系統(3.6kW) | 438.8kWh | 456kWh | 17.2kWh | 103.9% | 126.7kWh | 実績値はパワコン表示 |
2. 経済効果
今月の経済効果は初めて4万円台に達して41,241円と順調に増えています。売電率も少しですが増えています。
月間累積発電量 | 1096.0kWh | ||
月間累積売電量 | 902.8kWh | 37,917円 | 42円/kWh |
差引自家消費量 | 193.2kWh | 4,416円 | 22.86円/kWh |
売電手数料 | -1,092円 | 従量電灯基本料金差額 | |
経済効果合計(当月) | 41,241円 | 上記3項目の総額 | |
経済効果累計 | 192,917円 | 今までの経済効果額合計 | |
売電率 | 82.4% | 売電量/発電量 |
3. 時間帯別電力使用量
電気料金の契約別試算です。
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毎度ながらメーカー予測を上回る発電に感服します。
返信削除私の方は今月もメーカー予測に届かず。
しかし標準予測を導入したお陰で落胆しなくて済みました。
ぼてちゃんさん
返信削除東芝のシミュレーションは厳しいですからね。他メーカーの方々が早々にシミュレーション値を超えていくのがうらやましいところです。
訪問販売をきっかけに私も太陽光発電を導入を検討し、最後までHIT233か東芝240Wかで悩みました。
返信削除シュミレーション値はともかくとして、実発電能力がどれだけあるかを知りたかったのですが、なかなかそういうデータが見つからず、仕方が無いので自分の所在地の近隣で東芝240WとHHITを導入されている方で、ブログで発電量を公開されている方を探し比較し資料を作成してみました。
自分の中では場所が熊本(九州)ということもありHITが有利だろうと思っていました。
でも実データ(2012年4月度データ)を元に作成した比較データでは僅かに東芝の方が実行能力が高いという結論になりました。
ちなみにサンプルとして使用したデータは下記の通りです。
・東芝240w×20枚=4.8kw(設置場所:長崎)
・長州HIT210×20枚=4.2w(設置場所:熊本)
(近隣でHIT233を設置されている方のブログを見つけることができなかったので、同系統のHIT210の発電量を1.1倍した数値をHIT233の発電量とみなして比較しました)
その結果が下記の通りです。
・東芝240W(長崎):日照時間=11,370分、発電量=633.3kw
・長州210W(熊本):日照時間=12,106分、発電量=531.1kw
★HIT233W(長州210W×1.1) 発電量=584.2kw
★HIT240W(長州210W×1.143)発電量=607kw
このデータはあくまでも長州HIT210との比較であり実際のHIT233、HIT240の実力と同等になるということではありませんが、一つの参考にはなるデータではないかと思います。
データが4月ということであり一番熱い時期の7、8月ではまた違った結果になる可能性もありますが、HITが東芝より圧倒的に有利ということはないと思われます。
この結果を踏まえて私は東芝240Wの方で契約することにしました。
以上、何かの参考になれば幸いです。
匿名さん
返信削除コメントありがとうございます。すごく研究されているようですね。地域は違いますが私のところと相互リンク先にありますHITを導入されたHAL414さんのところは1km離れているかどうか程度の距離なのでパネルの比較をする実験フィールドのようになっています。屋根の傾斜は違いますがやはり当地の環境ではHITのほうが今のところ発電量は少し多いようです。ただ、HITの場合は費用面が高いということもありますので経済効果等トータルで見ると安く導入できる東芝のほうがメリットが大きいと私は思っていますので東芝で契約されたのは正しいと思いますよ。
ご返答ありがとうございます。
削除見積りではおしゃる通りHIT233の方が少しだけ高めでした。
パネル発電量だけでなく向きや傾斜の影響も大きいみたいですね。
(データサンプルを頂いたブログの方も言われていました)
ちなみ上記サンプルの設置方向と傾斜は↓でした。
★東芝240W4.8kw):真南から30度西向き、屋根勾配:5.5寸
★長州HIT210W(4.2kw):真南から15度西向き、屋根勾配:4寸
それと日照時間についても時間帯により日差しの強さが異なるので一概に合計の日照時間だけでの判断はできない気もします。
太陽光発電設置の為に調べ始めたことだったのですが、調べているうちにパネルの持つポテンシャルに少し興味が出てきましたので、これについては時間帯毎の係数も考慮してもう少し、日照時間と実発電量の関係を追ってみたいと思います。
現在6月の時間帯毎の日照時間(発電係数を考慮した時間)と発電実績の関係を追っていますが、現時点では各パネル(東芝240W,長州HIT210W)の時間当たりの発電量は全くの互角になっています。
曇りや雨が多いのが影響しているのかどうか分かりませんが、一ヵ月後にどのような結果になるのか私自身も興味があります。
また新しい結果が得られたら報告したいと思います。
うちは240Wが出たばかりで購入してしまったので、HITより若干高めでした。
返信削除それより初期なので、定格240W未満のパネルが混ざっている方が残念です。
今は240Wを下回るパネルは出回っていないようですね。
匿名さん
返信削除HITはもう実績の出ているものですが東芝の240Wの通年の実績はまだわかりませんから私も観察しています。ぜひまた発見があったらお知らせいただければと思います。
ましゅりんさん
HITよりも高かったんですか?
パネルはHITがいいのはわかるんですがモニターとかユーザーインターフェースはやはり東芝のほうが優れていますからね。
うちは定格割れのパネルはなかったですが結構低くて初期ロットの外れを引いたようです。