さて、従来と同じフォーマットで月次報告します。ただ、従来最後にあった電気代の比較ですがこちらは検針票の記事の際に今後は実施していきますので月次報告からは省略します。
1. 発電実績
2012年6月の月間発電量は923.6kWhでした。メーカーシミュレーションの811.9kWhを111.7kWhも大幅に上回る実績となりました。6月で梅雨の時期ではありますが降水量は比較的多かったと思いますが一度に降った量が多かったということで曇りもしくは晴れの天気に恵まれたので発電量も想定以上に伸びたようです。特に下旬の26日から月末までの5日間で220kWhとかなり発電量を稼ぎ出してくれました。また、今月からは電圧抑制の影響が月間を通してなくなっているうえに先月のように工事等で発電が止まるということもなかったのでその辺も僅かにですが発電量に貢献したのかと。
系統別の発電量です。
6月の第2系統(3.6kW)の発電量は383kWhでした。
差の内容的には先月とあまり変わっていませんのでこれはもうこんな感じなのでしょう。
シミュレーション値 | 実績 | 差 | 達成率 | kWあたり発電量 | 備考 | |
システム全体(8.4kW) | 811.9kWh | 923.6kWh | 111.7kWh | 113.8% | 110.0kWh | |
第1系統(4.8kW) | 463.9kWh | 540.6kWh | 76.7kWh | 116.5% | 112.6kWh | |
第2系統(3.6kW) | 348.0kWh | 383kWh | 35.0kWh | 110.0% | 106.4kWh | 実績値はパワコン表示 |
2. 経済効果
今月からは電気契約がおトクなナイト10に変更されたことを踏まえて自家消費量分の単価及び売電手数料をナイト10契約の内容に変更します。自家消費量分の単価についてはナイト10の昼間第2段階料金を採用しています。
売電が先月比で低下しているため経済効果額自体も減少しています。
月間累積発電量 | 923.6kWh | ||
月間累積売電量 | 731.0kWh | 30,702円 | 42円/kWh |
差引自家消費量 | 192.6kWh | 5,920円 | 30.74円/kWh |
売電手数料 | -462円 | 従量電灯基本料金差額 | |
経済効果合計(当月) | 36,160円 | 上記3項目の総額 | |
経済効果累計 | 229,077円 | 今までの経済効果額合計 | |
売電率 | 79.1% | 売電量/発電量 |
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こんばんは
返信削除(ノ゚ο゚)ノ オオォォォ- シミュ値達成ですね!
初めての梅雨でよくわかりませんが、
関東の6月は軽めの梅雨だったってことで
しょうかねぇ?
まぁとりあえずおめでとうございます
\(^o^)/
HAL414さん
返信削除シミュレーション値はなんとか超せました。降水量はこれでも平年より少し多いみたいですのでまとまって降ったのがこの結果になったのではないでしょうか。しかし今月もパフォーマンス的にはHAL414さんとこにはかないませんね・・・
先月お邪魔させて頂きました者です。
返信削除あの後もう少し調査してみましたのでその結果をお知らせ致します。
九州は6月が雨が多くてソーラーパネル本来の能力が発揮されたかどうかは不明ですが、5月のデータと合わせて比較すると面白い結果になりました。
1)1kw当たりのパネルが1kw発電するのに必要とした時間の比較。
日照時間と日射係数を考慮して計算した結果です。
(時間が短いほど効率よく発電している)
<2012年5月>
★東芝240W(4.8kw):約77分 合計:640kw
★HIT210W(4.2kw):約81分 合計:545kw
<2012年6月>
★東芝240W(4.8kw):約56分 合計:404kw
★HIT210W(4.2kw):約55分 合計:348kw
※6月は日照時間がゼロの日が多く、時間的には短くなっていますが
全体の発電量は双方ともかなり落ち込んでいます。
2)1kw当たりの発電量
<2012年5月>
★東芝240W(4.8kw):114kw
★HIT210W(4.2kw);144kw
<2012年6月>
★東芝240W(4.8kw):73kw
★HIT210W(4.2kw):93kw
1kw当たりの発電能力はHITが高いということはこちらでも言われている通りでした。
それとHITは曇りや雨にも強いということが分かりました。
逆に東芝は晴天時の発電能力はかなり高いと思われます。
もしもHITと東芝で同じKW(設置面積も同じとして)で比較したら、圧倒的とは言えないまでも、おそらく間違いなくHITに軍配が上がるとだろうという結論に至りました。
今から新たにソーラーシステムを設置するとした場合、価格と総発電量が同じであればHITが有利と思いますが、現時点での市場価格は東芝の方が少しだけ安いようなので思案のしどころだと思います。(私は結局トータル金額が安い東芝にしましたが)
以上、ここでは既に結論が出ている事項ではありますが、一応報告させて頂きます。
違う数字を書いていましたので訂正します。
削除正しくは下記の数値が正です。
2)1kw当たりの発電量
<2012年5月>
★東芝240W(4.8kw):640÷4.8≒133kw
★HIT210W(4.2kw);545÷4.2≒130kw
<2012年6月>
★東芝240W(4.8kw):404÷4.8≒84kw
★HIT210W(4.2kw):348÷4.2≒83kw
匿名さん
返信削除詳細な報告ありがとうございます。やはりHITが強いですね。とはいえそれ以外の面も含めて検討して東芝にしているのでこれはこれで正しかったかなと思っています。
そうですね、圧倒的に優れているというメーカーは無いと思います。
返信削除東芝はモニターが良いみたいですね。
データも取りやすいみたいですし、この点は価格以外にも私が選んだ理由の一つになっています。
九州は今年の6月は雨ばかりが続いていて、私の所も設置工事も大幅に遅れています。
設置できたら実データを使ってもう少し細かく分析してみたいです。