発電量シミュレーション数値


月次発電量シミュレーション数値

1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月合計
予測発電量
(kWh)
785.5766.3899.5909.81023.8811.9865.9977.5668.6665.6632.0698.09704.4
2012年実績
(kWh)
688.6
767.6901.7
997.7
1096.0923.6
1001.6
1159.2
872.2
855.2
643.9
562.0
10469.4
*冬季は南側建物の影により実際の発電量は低下しますがシミュレーション値は影の影響を考慮していません。

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2012年1月18日水曜日

東芝太陽光発電 2系統システム構成図

いつも応援ありがとうございます。

いつもコメントを頂いているぼてちゃんさんが今回導入される東芝の太陽光発電を5.76kWの1系統システムから8.16kWの我が家同様の2系統システム構成に変更されるのですが事前資料が無いということですので事例として我が家の環境と私が持っている資料を紹介したいと思います。

実は我が家の太陽光発電システム設置工事の時にですね、施工会社さんにお願いしてこのマニュアルをもらいました。こちらは設置工事後に通常施工会社からユーザーに渡されるエンドユーザー向けの表示ユニット(発電モニターのことです)やパワーコンディショナーの説明書とは別のものです。後学のためパワーコンディショナーの工事用マニュアルも欲しいとお願いしたのですがそれはNGでした(^_^;)


まずはじめに配線についてですが、我が家はオール電化ではないのでエコキュート等が存在しません。このためぼてちゃんさんと全く同じ環境ではないのはご了承ください。いくつか項目を分けて紹介します。

1. センサー等配線関係
下が概要図になります。太陽電池パネルからの配線を1次側に接続するか2次側にするかは施工会社の工事のやり方、現場の状況、管轄の電力会社の方針とかその他の大人の事情によって決まると思われますので必ずしもこの通りになるわけではないです。


こちらはセンサー取付部分の説明です。ちなみに我が家の太陽光発電システムの配線は真ん中の絵の2次送り分電盤の形態で、図にありますPV分岐ブレーカーが2個存在しています。なお、このとき電流センサーがエコキュートや電気温水器等の分岐配線の前に取り付けられるかどうかでそういった機器の消費電力を計測できるか変わります。例えばですがRS太陽光発電所副所長さん(いつも勝手にリンクしてすいません)のところは電流センサーの後に電気温水器への分岐があるようなので電気温水器の消費電力が計測されていますが当ブログにコメントを頂くましゅりんさんのところ(ましゅりんさん、勝手にリンクしてすいません)は電流センサーの前にエコキュートの分岐をしているためモニター上ではエコキュートの消費電力が見えないということになっているようなのでこの辺はそれぞれの現場の状況によって変わります。

2. パワーコンディショナー接続関係
この部分を全ページ載せるとちょっと多すぎるので抜粋です(と、いっても抜いたのは2ページだけですが)。下の画像で物理的な接続がわかるかと思います。


物理的に接続してから各ユニットにID番号を設定します。また、パワーコンディショナーの終端抵抗の設定も変更する必要があります。パソコンやサーバー関係に詳しい方ならSCSI機器の設定みたいな感じといえばわかりやすいでしょうか。ID番号やターミネーション(終端抵抗)の設定とかデイジーチェーン的な物理接続方式(もちろんケーブルは違いますが)もまるっきりSCSIと同じですね。
パワーコンディショナーの設定が終わった後はカラーモニターを使って計測ユニット上でのパワーコンディショナー設定をします。

こちらは設定後の現在の状況です。撮影時に既に第2系統のパワーコンディショナーは営業終了してしまっているので赤くなっています。何か障害が発生しているわけではありません。

3. 電圧抑制情報等
電圧抑制情報については発電モニターで確認可能です。我が家の場合は幸いなことに今まで抑制が発生していないので0分表示です。このため複数のパワーコンディショナーが繋がっている場合にどのユニットで抑制が発生しているか表示されるのかは過去に発生していないのでどうなるのかは不明です。

ただ、パワーコンディショナー自体にも電圧抑制時間を表示する機能が付いていますのでそちらで確認することは可能です。下の画像は我が家の5.5kWパワコンですが右側の表示切替ボタンを押すことで電圧抑制時間、累積発電量、ユーザー積算発電量(私が月次報告で使っているカウンター機能)の3種類の数値を表示することができます。ただ、この機能をパワーコンディショナー型番の末尾がBになっている新しいモデルではパワーコンディショナーが運転している時のみ操作可能です。下の写真で液晶部分が「t.」と表示されているのが抑制時間表示です。

抑制以外のエラーも発生していればモニター上で確認可能です。こちらはユニットNo.の欄があるのでどちらのパワーコンディショナーかわかりそうです。実は系統連系前にはいくつかエラーがあったのですが機器の障害というより連系前で商用電源が無いですよ的なものだったので消去してしまいましたw



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2 件のコメント:

  1. nartakさん 詳細な説明ありがとうございます。
    パワコン側の計測はUOWの電圧検知で行っているようですね。
    電流値は計測しないのかな?という疑問は残りますが・・・
    これはパワコンから直接送っているのかな?
    パナが電流センサーだったので、私の入手した情報を書き直したのですが、書き直しは不要だったようです。
    通信ユニットとパワコンおよびパワコン間の通信線のインタフェースは新パワコンでは改善されているようです。ボードの追加は不要で2台迄制限は解除したようです。端子は雰囲気的にはRJ45かなLANケーブルが使えるから。
    モニター画面等 設置者でないと分からない情報の提供に感謝します。

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  2. ぼてちゃんさん
    UOWの電圧検知は1台のパワコン(PVブレーカー)にしか設置されないのでパワコンの発電情報やら何やらは別途通信ケーブル経由で計測ユニットに行っているようです。私の投稿の過去ログでも一度触れましたが発電モニター上で2台のパワコンの発電量がそれぞれ確認できる機能とかも付いていますので。

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