発電量シミュレーション数値


月次発電量シミュレーション数値

1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月合計
予測発電量
(kWh)
785.5766.3899.5909.81023.8811.9865.9977.5668.6665.6632.0698.09704.4
2012年実績
(kWh)
688.6
767.6901.7
997.7
1096.0923.6
1001.6
1159.2
872.2
855.2
643.9
562.0
10469.4
*冬季は南側建物の影により実際の発電量は低下しますがシミュレーション値は影の影響を考慮していません。

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2012年1月1日日曜日

2011年12月 月次報告

いつも応援ありがとうございます。

2011年12月分の月次報告をまとめました。今回が初めて1ヶ月間フルに運転した月になります。
いくつかの切り口で分けてそれぞれ総括したいと思います。

訂正: おトクなナイト10の料金を間違えておりましたので修正いたしました。

1. 発電実績
まずは月間累積結果から。12月の月間累積発電量は603.3kWhとなりました。結果としてメーカーシミュレーション値の698kWhを約14%下回りました。12月初旬の頃の悪天候で発電量が伸び悩んだ分を回復できなかった感じです。影の影響がない環境なら天気の悪かった日の分を別の日に回収できたかと思いますがその余裕がなかったかと。1日目標22.5kWhに対して快晴の日の発電量でいいとこ25~27kWhですから天気の悪い1日で目標マイナス15kWhとか出てしまうとそれをカバーするのに4日の快晴日が必要ってことになりますので。。。まぁこれは余程天候に恵まれない限り毎年12月はシミュレーション割れするという形になるかと。

影が影響しているからといってもこれだけでは皆様に対して「東芝のパネルは発電しないんじゃね?」という間違った情報でミスリードしてしまう恐れがあるのでもう少し詳しく分析したいと思います。東芝のパワーコンディショナーにはユーザー積算電力量機能が付いています。これはユーザーで任意のタイミングでリセット可能なカウンター機能です。我が家にある2台のパワーコンディショナーのうち第2系統の4.0kWパワーコンディショナーのカウンターを11月30日の夜にリセットしていましたので12月の正確な発電量が取れたと思います。本日で2011年12月の発電は終わっているので既にリセットをかけてしまいましたがリセット前の表示で158kWh表示となっています。表示は恐らく小数第1位四捨五入です。

月間総発電量の603.3kWhからこの数字を引けば第1系統の発電量もわかるということになります(端数処理で多少の誤差は出ますが1~2kWhなので無視できる範囲でしょう)。何で2台共リセットしねえんだよとツッコまれそうですが、5.5kWパワコンは新型モデルなのですが夜間等の運転していない時は何の操作もできないためリセットするにはちょうどいいタイミングで運転中のパワコンの前にいないといけません。一方で旧型モデルの4.0kWパワコンは夜間でもカウンターをリセットできるのでこちらを活用しています。これにより系統ごとの発電量をまとめたのが下の表になります。


シミュレーション値実績達成率kWあたり発電量備考
システム全体(8.4kW)698kWh603.3kWh-94.7kWh86.4%71.8kWh
第1系統(4.8kW)398.9kWh445.3kWh46.4kWh111.6%92.8kWh
第2系統(3.6kW)299.1kWh158kWh-141.1kWh52.8%43.9kWh実績値はパワコン表示

どうでしょうか?実は第1系統のシステムだけならシミュレーション値を超えています。第1系統も無傷とは言えず、南側建物のアンテナの影等多少影響は受けているのですがそれでもシミュレーション値を超えられるので東芝ユーザーからかなりハードルが高いと思われているシミュレーション値も超えることが可能ですし、kWあたりの発電量を見てもかなりの発電能力を持っているのがわかります。その分影の影響を大きく受けている第2系統のマイナスもかなり目立ちますね。第2系統も第1系統と同じkWあたり発電量で計算すると330kWhくらいは発電してたんじゃねえの?って話になりますので。

2. 経済効果
この部分は先月と同じ算出方法で行いました。下の表の通り今月は20,934円回収できました。売電率が下がっていますが暖房使用等で電気の使用が増えたためでしょう。ここではガスが増えた分は考慮していません。本当であればガスも含めてトータルで考える必要があるのかもしれませんが計算が複雑になるのでその辺は端折ってます。

月間累積発電量603.3kWh

月間累積売電量430.3kWh18,072円42円/kWh
差引自家消費量173.0kWh 3,954円22.86円/kWh
売電手数料
-1,092円従量電灯基本料金差額
経済効果合計
20,934円上記3項目の総額
売電率71.3%
売電量/発電量


3. 時間帯別電気使用量
こちらは現在進行中の電気契約変更に関わる部分です。12月中の総買電量の445kWhをおトクなナイト10用の時間帯に分類して現在の従量電灯契約と比較します。電気は普段の生活の通り使ってもおトクなナイトのほうが安くなるという試算結果です。


従量電灯C(現在の契約)おトクなナイト10備考
期間中総買電量445kWh445kWh昼間228kWh 夜間217kWh
基本料金2,730円2,100円
第1段階料金2,144円1,909円
第2段階料金4,114円3,688円
第3段階料金3,498円909円
夜間該当無し2,057円
合計12,486円10,663円差額1,823円


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8 件のコメント:

  1. おはようございます。今年も宜しくお願いします。
    詳細なデータで見ていて参考になります。

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  2. kazuhiroさん
    こちらこそ今年もよろしくおねがいします。
    いつまで続けられるかわからないですが同じような形の報告を毎月やっていきたいと思います。

    返信削除
  3. 昼間の買電が多くてもナイト10のが安いんですね~。
    値段がオール電化と一緒だからいいな~。
    うちのは23.87と30.74円深夜も9.48円なので・・・

    返信削除
  4. reamiさん
    すいません、間違ってました。私の勘違いで計算にナイト8の価格使ってました(>_<) 試算する価格はreamiさんと同じになります。修正しときますですm(__)m

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  5. たびたびすみません。
    ナイト10は第一段階が80まで2段階は200までその後は3段階料金になるので228だと28が第三段階になりますよ~。

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  6. reamiさん
    そうですね、そこも違ってましたね。修正いたしました。

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  7. 東芝が発電しないという事は無いと思いますよ。
    nartakさんの場合、素人考えですが影の影響が大きいのと、あと屋根が4寸勾配ですよね。
    4寸勾配だと角度が20度。
    うちは6寸勾配で30度。
    冬の太陽高度の低さだとその差が出るので無いでしょうか?
    夏至に近くなるにつれ南の建物の影が無くなり、太陽高度が高くなった時に4寸勾配の素晴らしさが出るような気がします。
    夏の数字が楽しみです。

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  8. noriさん
    そうですね、ウチの場合ご指摘の通り傾斜と影で冬場の発電環境が良くないので見た目のパフォーマンスはあまり出ていません。今後どれだけ改善していくか期待しています。ただ10度程度の勾配でこんなに差がでるとは知りませんでした(^_^;)

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