ところが今回8.4KWのシステムを設置するということになりますのでフル発電状態で逆潮流100%とした場合、60Aのブレーカーでは容量オーバーとなってしまいます(詳しい数値は皮相電力とか力率とか絡んでくるらしいのでわかりませんが6KVAは超えると・・・)。そこで売電メーター設置時に現在付いている60Aのアンペアブレーカー(SB60A)を撤去して10KVAの主開閉器を設置する工事をするということです。最初に施工会社に聞いたときにはちょっとわけが分からなかったのですが色々調べてやっと理解することが出来ました(^_^;)
下の写真はパワコンが2台構成なので施工会社に書いてもらったシステム系統図のコピーです。J-PECの補助金申請の際必要になります(パワコン1台の方は提出不要)。中央のELBが現在我が家の分電盤内にある漏電遮断機です。その左にMCB50Aとありますがここに現在はSB60Aが存在しているということです。ちなみにこのMCB50Aがなんで10KVAで動けるんだよとかその辺もまた色々ググったりしたわけですがこれもまた理解に多少の時間がかかりました。
下の写真は既存のSB60Aです。電力会社によって色が違うようですが東京電力管内では60Aは紫色です。一昔前は緑の30Aブレーカーの家が多かったと思います。ちなみにこれ、電力会社によっては無いところもあるらしいです。私の住んでいるところの東京電力をはじめ、北海道電力、中部電力、九州電力管内は有るようなのですが、それ以外の場所ではこのアンペアブレーカーは設置されないそうです。
しかしこの60Aを外して10KVAにするということは東京電力の場合従量電灯Bから従量電灯Cに変更ということになるのはどーでもいいとしても・・・契約容量が変わるわけなので基本料金も変わってくるわけです。今の60A契約だと月額1638円ですがこれが2730円と1092円も変わってきます(電気の使用料単価は同じです)。私も電気には詳しくないので全く把握していませんでした。むしろ太陽光発電を設置したら買電が減るからあわよくば60Aから50Aに契約変更して多少でも節約・・・とか考えてたくらいですからw まさか支払いが増えるとは思わなかった・・・この費用も回収していかなければなりません。
しかも以前書いたエントリーの中にある太陽光発電用のブレーカーも結局使わないことになってしまってこれもアテが外れて残念でした・・・まあこのブレーカーを使わないのならこのまま残しておいて将来PHVとかEV?でも買ったときの車庫内コンセント用回路に使おうかとか考えています・・・買えればの話ですけどね。
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こんにちは、nartakさん。
返信削除10kvaでしたら電柱から電力メ-タ-までの引き込み線は、大丈夫なんですか??
通常60Aでしたら14sqか22sqかどちらかですが、
22sqでしたらそのままでOKですから、おそらく22sqでしょうね。
手前味噌になってしまいますが、
我が家は、電気関係の職業でしたので、家じゅう電気だらけで、1階が75A 24回路、2階が50A 14回路で契約120A、引き込み線が38sqです。
お蔭で太陽光発電の電気工事でパワコンの位置決めで困りました。
ちなみに私の部屋には、趣味のAUDIO用に8回路の分電盤が2面設置してあります。
関西電力は、東京電力と違って契約A内でしたら、
分電盤の設置などは、自由です。
>ミャ~さん
返信削除線の部分については確認してみます。
しかしミャ~さんの家の電気容量はすごいですね。普通の家2軒分って感じですね。電力会社でも色々違いがあるのも興味深いです。